研究ユニットの概要
研究ユニットの目的
日本のものづくりは熟練技能者が支えているといっても過言ではありません。 医療現場においても熟達した技能や知識が不可欠となっています。 また、自動車の運転においても、誤操作や高齢による認知能力の低下による事故が社会問題となっております。 このように人間と技術が高度に融合した現代社会において、道具や機械を扱う人間の能力を定量的に評価し、トレーニングや支援技術を導入することが必要になってきています。 さらに、近年ではロボティクスやAIの進展によって、人と機械が協調し、技能や知識を安全かつ効率的に習得することや、技能支援、情報提示することで新たな能力を獲得することが求められています。 そして、高度な社会の発展を持続させるためには、人間一人ひとりが高度かつ多様な技能や知識を獲得し、活用することが求められます。
そこで、人の行動支援や作業トレーニングに関する研究者が集結し、技能や知識の習得手法や支援手法を議論および共同で研究開発し、革新的な能力拡張システムを創生することが本研究ユニットの目的です。 そして、得られた研究成果を発表および公開し、社会に還元していくことで、能力拡張技術に関する知の拠点を形成していきます。
研究ユニットのメンバー
ユニット長 | 野田 善之(山梨大学工学部機械工学科・教授) |
伊藤 安海(山梨大学工学部機械工学科・教授) | |
鍵山 善之(山梨大学工学部機械工学科・准教授) | |
山田 隆一(山梨大学工学部機械工学科・助教) | |
李 信英(山梨大学工学部機械工学科・助教) | |
上木 耕一郎(山梨大学医学部口腔外科学講座・教授) | |
成田 啓之(山梨大学医学部解剖学講座細胞生物学教室・准教授) | |
田中 佑治(山梨大学医学部先端応用医学講座・特任准教授) | |
外部協力者 | 今村 孝(新潟大学工学部工学科知能情報システムプログラム・准教授) |
山崎 敬則(東京電機大学理工学部機械工学系・准教授) | |
秋月 拓磨(豊橋技術科学大学工学部機械工学系・助教) | |
伊藤 敦(東京都立産業技術高専・准教授) | |
佐郷 幸法(豊田高専・講師) |